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信号の変わり目ってむずかしい|ペーパードライバー運転初心者の役立つクルマの安全運転豆知識

信号の変わり目ってむずかしい


自動車を運転するようになると・・・

自動車を運転しなかった時に比べると意識するようになりますよネ。



信号機

信号機とは切っても切れない関係で・・・

避けたくても避けてとおれない関係で・・・



なので・・・

今回は「信号の変わり目ってむずかしい・・・」です。




さて、上記の場面を見て何に注意しますか?

う~ん・・・周囲に何も無さ過ぎて不気味。




確かに・・・何も無さ過ぎて不気味ですね。

青信号だけど・・・

黄色に変わるかも!




すんばらしい!模範的な対応ですね!

そ・・・そうかな・・・てへっ。




けど、ホントは加速したくてウズウズしてませんか?

そ、そ、そ、そんなこと・・・思うわけが・・・!




何か・・・動揺していませんか?

ど・・・どうよう?!・・・ど、童謡なんか歌ってないよ!




ほらぁ、 動揺童謡して価値が得ているじゃないですかぁ~。






信号の変わり目って難しいですよネ。

運転の経験をどんどん積んでいけば、さほど難しくはないのですが・・・

運転を始めたばかりのペーパードライバーや、初心運転者の皆さんには判断に迷うことが多々あると思います。





信号機の青色の灯火は、いつまでも青色なわけではありません。

時間が経てば黄色の灯火や赤色の灯火に変わり矢印が出たりもします。

でも・・・
すべての信号機が同じ間隔で灯火の色が変わるわけではありません。

時間帯や交通量または交差点の大きさなどによって、それぞれ信号の灯火の色が変わる間隔が違ってきます。





なので・・・

歩行者用信号を活用しましょー!





ほとんどの信号機は・・・

先に歩行者用信号が赤色の点滅または赤色に変わったら、車両用の信号が黄色に変わる可能性があります。(*末尾に注釈)

歩行者用信号が赤色の灯火か点滅していたら、車両用の信号が黄色に変わるかもという予測ができるんです

「歩行者用信号が赤色だ・・・車の信号も黄色に変わるかも・・・」



上記の場面、車両用の信号は青色ですが・・・

交差点名の標識下にある歩行者用信号は赤色に変わっています。

どんな運転をなさいますか?





「加速っ!」 


そう!ビューンと加速!


なんでやねん!!




確かに・・・信号が黄色に変わりそうになると加速するドライバーが多いです。

でも・・・信号無視の可能性大ですョ。








では・・・もう一度

「歩行者用信号が赤色だ・・・車の信号も黄色に変わるかも・・・」


車両用の信号は青色ですが ・・・

交差点名の標識下にある歩行者用信号は赤色に変わっています。

どんな運転をなさいますか?






「止まるっ!」


そう!そう!黄色に変わる前に止まってしまえ!


ってかぁ?!





歩行者用の信号が赤色に変わっているだけで、車両用の信号はまだ青色なのですが・・・

止まるくらい敏感に反応してしまうと後続車に追突される可能性大ですョ。




「加速!」だと・・・信号無視の可能性・大

「止まる!」だと・・・後続車に追突される可能性・大

じゃぁ・・・どうしろっちゅうねん?!









あ?! な~るほど!! では・・・もう一度

「歩行者用信号が赤色だ・・・車の信号も黄色に変わるかも・・・」


車両用の信号は青色ですが ・・・

交差点名の標識下にある歩行者用信号は赤色に変わっています。 






「アクセルを緩めてみよっ~と!」


そうなんです。





信号が黄色に変わるかも・・・

アクセルを踏むでもなく

ブレーキを踏むでもなく

アクセルを緩めて流す運転をしてみて下さい。


車両用の信号は青色、歩行者用信号は赤色

「車両用の信号が黄色に変わるかも・・・アクセル緩めてみよ~っと!」


車両用の信号は青色

歩行者用信号も青色

「しばらく車両用の信号は黄色に変わらないから、そのままでだいじょ~ぶ!」





ん?歩行者用信号がない場合は?

あ!そげな疑問を持って頂けましたか?


歩行者用信号がない場合も・・・

「今は青色やけど・・・黄色に変わるかも・・・」

「アクセルを緩めてみよ~っと!」

歩行者用信号が無くても黄色に変わるかも」という意識と「アクセルを緩めてみる」行動は同じです。









小さい交差点などは、歩行者用信号が設けられていない場合が多いのですが・・・

小さい交差点だと、信号無視の歩行者や自転車などが多いことがあります。



「アクセルを緩めてみよ~っと!」という運転行動によって・・・

信号無視の歩行者や自転車に対して、判断が遅れるなどのミスをカバーしてくれるのではないでしょうか。


アクセルを緩める運転は信号に対してだけでなく

信号無視の歩行者や自転車に対しても活用できます。




信号に対して意識をせずに運転していると・・・

黄色になった場合の判断を遅らせたり鈍らせたりして、危険な運転になってしまう可能性があります。




以下のパターンは、これから運転する上で経験するほんの一部の状況ですが・・・

どのような状況でも、信号に対する意識付けは持つようにしましょう。





上記の場面は・・・

左側に歩行者用の信号がないのと交通量が多いので、歩行者用信号で信号の変わり目を予測できない状況です。

黄色に変わるかも・・・」の意識を忘れないようにしましょう。






続いての場面は・・・

左側のトラックで歩行者用信号は見えませんが、右側(対向車側)の歩行者用信号は確認できます。

追い越し車線を走行中などは、右側(対向車側)の歩行者用信号などチェックできます。






交差点直前の場面では・・・

この付近で黄色に変わっても安全に停止できそうにありません。

安全に停止できない場合は、そのまま進行するようにしましょう。




 車両用の信号が黄色に変わっても・・・

・安全に止まれる場合は止まれる運転

・安全に止まれない場合は進行する運転


そのような判断ができる運転を努めて作っていくようにしましょう。









青信号だけど・・・ 黄信号に変わるかも・・・ アクセルを緩めてみよ~っと!



(*注釈)
・大きな交差点などで導入されている赤色の灯火のままで、矢印で直進・右折・左折のみを指示する信号もあります。
・車両のみ通行、または歩行者のみ通行できる、歩車分離式の信号機もあります。



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